聖母眼科

白内障手術(遠近両用眼内レンズなど)

白内障とは

白内障とは、眼の中にある水晶体(カメラのレンズの役割を行う組織)が加齢による変化を起こし、眼の中に入った光が、網膜の上で焦点をきれいに結べなくなったり、水晶体が白く濁り眼の中に光が十分に入らなくなった状態をいいます。

自覚症状は白内障のタイプにより異なります。白く濁ってきた場合はかすみが強くなり早く気が付きますが、焦点を結びにくくなった場合は、眼鏡をかけたり、度数を変えることで見やすくなるため白内障の進行に気がつきにくくなることがあります。

近くを見る時に老眼鏡が必要だったのに、老眼鏡無しで見えるようになるということは、白内障の初期によくある症状です。

正常な眼
正常な眼
白内障の眼
白内障の眼
もやがかかって見える、明るいところで眩しいなどの症状が現れ、見えづらくなります。

白内障手術の流れ

白内障は主に手術による治療を行います。
小さな切開から濁った水晶体を砕いて取り出し、人工の水晶体である眼内レンズを挿入します。

1 切開します 2 にごった水晶体を砕いて吸い出します 3 眼内レンズを挿入します

眼内レンズとは? 吸い出した水晶体の代わりとなる人工水晶体です

眼の中に届く新しい技術~より優しい手術をめざして~ フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術

最近の白内障手術では、患者様のニーズや手術後のクォリティーオブライフ(QOL)の向上が重要視されています。これは、患者様の仕事や日常生活に合わせて、手術法や眼内レンズ(マルチフォーカルレンズやトーリックレンズ)を選び、手術後に快適な生活を送っていただくことを目指していくことです。

近年、フェムトセカンドレーザーは、屈折矯正手術(LASIK)や角膜移植に利用され、この技術を白内障手術に応用し、従来の医師の手による手術からフェムトセカンドレーザーを用いて白内障で濁った水晶体を切開する新しい方法がアメリカを中心に広まり、当院でも2012年6月に導入致しました。

フェムトセカンドレーザーを使用した白内障手術は、水晶体嚢の前面を真円に切除する事が可能で眼内レンズを水晶体嚢の中心に移植することができ、レンズの変位や傾きを最小限にする事ができます。
また、超音波手術での使用エネルギーを大幅に低減する事ができ、眼の負担が少ない方法です。
核が硬く、白内障手術が難しいと言われた方でも手術が可能になります。

実際の機器とそれに関する画像

手術の流れ

手術の流れ

Q&A

Q&A

ナノレーザー白内障手術機器の導入、オールレーザー白内障手術へ

様々な分野で日々目覚ましい進化を遂げるレーザー技術は眼科領域においても応用されています。当院では2013年に日本でいち早くフェムトセカンドレーザー白内障手術機器を導入して以来、レーザー技術を駆使し、患者様に優しい医療の提供に努めてきました。
地方にも最新の医療を、理念に、今回新たにナノレーザーシステム(白内障手術機器)を日本初導入しました。
従来の白内障手術では水晶体を砕く際に超音波を使用しますが、超音波に代わりレーザーでおこなうことにより、目に与えるダメージを最小限に抑えることが可能となりました。
更に当院ではフェムトセカンドレーザー手術機器とナノレーザー手術機器の併用により、全てレーザーで白内障手術をおこなう事ができる施設となり、日本初の『オールレーザー白内障手術』が可能となりました。

ナノレーザー

眼内レンズについて

眼内レンズとは白内障手術時に取り出した水晶体の代わりとなる人工の水晶体です。
眼内レンズには大きく分けると「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2種類があります。
「多焦点眼内レンズ」にはさらに遠方・近方にピントが合う「2焦点レンズ」と遠方・中間・近方にピントが合う「3焦点レンズ」があり、それぞれ違う特性があるため、それをまず知ることが大事です。
見え方の違いは下記のボタンをクリックする事で確認する事ができます。

眼内レンズ:単焦点のためピントがあう距離が1つ/見える範囲:手元から遠くまでのある1点飲みよく見える/見える質:ピントが合う1点はとてもよい

自分に合うコンタクトレンズとは?

眼内レンズにはいくつか種類があるため、自分に合うレンズはどれなのか迷われる方もいらっしゃると思います。レンズ選択時のフローチャートを用意しましたので、一度参考にされてはいかがでしょうか。

フローチャート

LENTIS

多焦点には興味はあるが、費用が気になる方へ

左右で種類の違うレンズになっても構わない・夜間の運転はしない・暗い場所で細かい字を読む時は老眼鏡を使ってもいい

はい

単焦点眼内レンズ(保険適応)
単焦点眼内レンズ
(保険適応)
単焦点眼内レンズ(保険適応)
IC-8
(自由診療)

各レンズの料金表はこちら

先進医療対応

遠近両用眼内レンズによる白内障手術(先進医療)について

当院は厚生労働省に定められた先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設です。

これまでは白内障手術時に、水晶体の代わりに眼の中に入れる眼内レンズは単焦点のものしかありませんでした。単焦点レンズは一点にだけはっきり焦点が合うもので、遠くをはっきり見えるようにした場合は近くが見えづらく、近くをはっきり見えるようにした場合は遠くが見えづらくなり、遠用、近用いずれかの眼鏡が必要になるものでした。

遠近両用眼内レンズを眼の中に入れると、眼鏡を使わなくても遠くも近くも見えるようになります。
しかし、手術前の検査、診察の結果によっては適応とならない方もいらっしゃいます。

当院では、患者様の眼の状態や生活に合わせた眼内レンズを提案します。

当院で使用している先進医療適用の多焦点眼内レンズ

自費診療

多焦点眼内レンズの新しい選択トリフォーカル眼内レンズ について(遠方、中間、近方の3つの距離に焦点が合う)

単焦点レンズ、多焦点レンズと白内障手術が日々大きく進化していますが、最新の多焦点眼内レンズに遠方、中間、近方の3つの距離に焦点が合うトリフォーカル眼内レンズが登場しました。
従来の多焦点眼内レンズは近方と遠方の2焦点であるため遠近の焦点よりもやや中間部の視力が出にくいという現状が存在していました。

このレンズはその弱点であった部分を補いよりメガネの使用頻度を減らす事が可能となり、白内障手術後の日常生活に大きな利便性をもたらしてくれます。
乱視矯正タイプもありますので、乱視が強い方でもトリフォーカル眼内レンズを用いた白内障手術で矯正が可能です。

【最新の医療を最適な環境のもとで】
これは聖母眼科の変わらないテーマですが、当院ではフェムトセカンドレーザーを用いたレーザー白内障手術とトリフォーカルレンズの組み合わせにより更に安定性のある【最新の医療】を提供させて頂いております。是非一度当院にご相談下さい。

当院で使用している先進医療適用の多焦点眼内レンズ

「トリフォーカル多焦点眼内レンズの術後視力」のグラフ

「トリフォーカル多焦点眼内レンズの術後視力」のグラフ

多焦点眼内レンズにむいてない方
・夜間運転が多い方⇒慣れるまでは夜間や暗所での光がまぶしいため
・神経質な方⇒全ての距離に、きちんとピントが合うわけではないため
※多焦点眼内レンズは従来の単焦点眼内レンズと異なり、遠くも近くもピントを合わせることは可能ですが、人工のものなので、若い頃の見え方とは異なります。
また、全体的にピントが僅かながら甘くなってしまう特性があります。それらが気になる方は、多焦点眼内レンズの見え方に適応できない可能性がある為、単焦点眼内レンズをお勧めすることもあります。

IC-8とは?

中心1.36mmの穴の空いたリング状の模様が入った眼内レンズです。

画像

IC-8のメリット

  • 中心の穴は、焦点が合わない光を遮断し焦点が合っている光のみを通すため、焦点深度が深まり遠方・中間・近方全ての距離でクリアな視界を実現。
  • 夜間視力の質も問題なく、ハローやフレアなどの合併症も少ない。
  • IC-8は片眼に挿入するだけで遠・中・近良港な視力を得ることが可能で、他の多焦点眼内レンズに比べて約半分の費用で手術を受けることが可能。
  • 屈折矯正術後に不正乱視を伴っている方や、眼に外傷がある方でも視機能の改善が期待できる。

各種眼内レンズを使用した場合の費用について

ここまでに紹介した眼内レンズの費用の違いは下記のようになります。

使用するレンズ 手術費用(片眼) 手術費用(両眼)
単焦点眼内レンズ(保険診療) 3割負担の方
約45,000円~
約90,000円~
単焦点眼内レンズ(保険診療) 1割負担の方
約15,000円~
約33,000円~
単焦点眼内レンズ(自費診療)
レーザー白内障手術
32万4千円(税込) 64万8千円(税込)
多焦点眼内レンズ(先進医療
2重焦点
50万(非課税) 100万(非課税)
トリフォーカル眼内レンズ(自費診療)
3重焦点
50万(税別) 100万(税別)
トリフォーカルトーリック眼内レンズ(自費診療)
3重焦点、乱視矯正
55万(税別) 110万(税別)
Mini Well(自費診療)
3焦点
50万(税別) 100万(税別)
Mini Well(自費診療)
3焦点、乱視矯正
55万(税別) 110万(税別)
LENTIS(自費診療)
2焦点
50万(税別) 100万(税別)
LENTIS(自費診療)
2焦点、乱視矯正
55万(税別) 110万(税別)
IC-8(自由診療) 50万(税別) -
Add on refractive 50万(税別) 100万(税別)
Add on toric 50万(税別) 100万(税別)
Add on toric
(高度乱視)
60万(税別) 120万(税別)
Add on progressive
(多焦点)
50万(税別) 100万(税別)

先進医療適用眼内レンズを使用した場合の費用について

先進医療とは、新しい医療技術の出現・患者ニーズの多様化等に対応する為に、一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた先進技術として厚生労働大臣から昇任された医療行為の事を言います。

先進医療は、一般医療に比べるとその技術は高いのですが、技術料も高額となり、その費用は自己負担となります。しかし、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院)については保険診療となります。

先進医療にかかる技術料は、医療の種類や医療機関によって異なりますので詳細、最新の情報は下記の厚生労働省のサイトをご確認下さい。

お支払い方法

現金払い、各種クレジットカードに対応しております。

ご利用いただけるカードはVISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、NICOS、UFJ、DC、DinersClubとなっています。

各種医療保険等の申請について

当院は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設の為
任意で加入されている医療保険、先進医療特約等の手術給付金が受けられる場合があります。

保険会社や契約内容で支給対象が異なりますので、
ご自身にてご契約の保険会社にお問い合わせ下さい。

手術給付金を請求する場合には、医師の診断書が必要になります。
保険会社によっては所定の用紙を準備している事もありますので併せてお尋ね下さい。

※当院では、診断書の発行に5,400円が必要となり、発行までに2週間のお時間を頂いております。
予め御了承下さい。

先進医療について:平成16年12月の厚生労働大臣などによって認証された、健康保険診療の一般医療の水準を超えた最新・先進技術の事です。これは新しい医療技術の出現や患者様のニーズに対 応するためでもあります。詳しくは厚生労働省のサイトをご覧ください

当院の白内障手術実績

H18年~現在までの実績数
H18年~現在までの実績数
単焦点眼内レンズの術後視力
単焦点眼内レンズの術後視力
多焦点眼内レンズの術後視力
多焦点眼内レンズの術後視力
多焦点レンズ術後のメガネの使用状況
多焦点レンズ術後のメガネの使用状況
多焦点レンズの術後満足感について
多焦点レンズの術後満足感について

目のお悩み相談やカウンセリングもお気軽に。

0877-46-4481

●受付時間:
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●休診日:
日曜・祝日/水・金曜日午後

住所:香川県坂出市室町2-1-39MAP

※休診日、年末年始は、電話での対応をお休みとさせていただきます。

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